
促進しましょう。
(2)健康診断等の実施及び船員災害防止協会が実施する「船員の体と心の健康確保による災害防止事業」の活用により、船員の健康状態を継続的かつ適切に把握し、作業環境や船内食生活の改善、適正配置を行う等適切な健康管理対策の推進
(3)成人病に関する教育の徹底、船員保険成人病予防検診等の定期的、継続的な受診の徹底
疾病の発生状況をみると、中高年齢船員の疾病の発生件数が2,633件で全体の86.0%を占めており、疾病別にみると、潰瘍が12.1%で、脊椎10.3%、糖尿病3.6%、腰痛3.3%と多くなっています。
また、疾病による死亡については、心疾患が34.8%、新生物23.2%、脳疾患17.4%、肝疾患7.2%と多く、これらによる死亡が全体の82.6%86%を占めています、そのための対策と現在、社会的問題となっているエイズ予防対策を次により推進しましょう。
?健康教育、健康診断、健康相談、健康指導等の実施の促進を図るとともに、健康検査結果及び船員災害防止協会が実施する「船員の体と心の健康確保による災害防止事業」を積極的に活用して、船員の健康状態を継続的かつ適切に把握し、作業環境や船内食生活の改善、適正配置を行うなどの健康管理対策の推進を図る。また、訪船診療、巡回検診車等の積極的な利用を図る。
?成人病に関する教育の徹底、船員保険成人病予防健診等の定期的、継続的な受診をより一層促進し、循環系疾患、消化系疾患等の予防及び早期発見を図るとともに、筋骨格系疾患については、ストレッチ体操等健康運動の励行により、腰痛等慢性的な疾患の予防に努める。
?体育活動及びリクリェーション活動の実施、船内コミニュケーションの円滑化等快適な船内生活環境の形成のために必要な措置
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